こんにちは。ブロガー兼イラストレーターとして活動している、おるおりです。
今回は、私が現在も挑戦しているプロセカ衣装デザインキャンペーンについてご紹介します。
このキャンペーンは、X(旧Twitter)で毎月開催されているプロセカ公式の衣装デザイン公募コンテストです。
私は2023年から応募をはじめ、これまでに14回ほどチャレンジし、佳作1回、採用1回という結果をいただきました。
この記事では、
- プロセカ衣装デザインコンテストの応募方法
- 採用作品で意識したデザインのポイント
- 受賞作品紹介
などを、実体験ベースでゆるっとまとめていきます。
「プロセカの衣装コンテストに挑戦してみたい」「採用されるにはどうしたらいい?」という方にとって、少しでも参考になれば嬉しいです。
プロセカ衣装デザインキャンペーンとは
「プロセカ衣装デザインキャンペーン」とは、スマートフォン向けのリズムゲーム『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク(通称:プロセカ)』が毎月開催している、ユーザー参加型の衣装デザインコンテストです。
このキャンペーンはX(旧Twitter)上で実施されていて、誰でも無料で気軽に参加できます。
毎月発表されるテーマに合わせてオリジナルの衣装デザインイラストを投稿。
採用作品に選ばれると、なんとゲーム内で実装され、実際にキャラクターに着せることができる衣装として登場します!
また、採用の発表時には、声優さんやプロセカの公式からお祝いのコメントをもらえることもあります。
イラスト初心者からプロのクリエイター志望の方まで幅広く参加可能で、毎回たくさんの応募が集まる人気の企画です。
【実体験】私が応募を始めたきっかけ
私が「プロセカ衣装デザインキャンペーン」に応募し始めたのは、2023年頃のことです。
きっかけは、ゲーム内の「プレミアムミッションパス」報酬として登場する衣装に興味を持ったことでした。
毎月登場する衣装はどれも本当にかわいくて完成度が高く、最初は「プロのデザイナーさんが作っているのだろう」と思っていました。
ですが、なんとそれらの衣装は一般ユーザーの方々がデザインしたのです。すごく驚いたのを覚えています。
そこで、X(旧Twitter)に投稿されている過去の応募作品を拝見してみました。
衣装が描かれた三面図が一枚のイラストとしても非常に魅力的で、「私も描いてみたい!」という気持ちになり応募を始めました。
挑戦開始から1年後、採用された時の気持ち
私は2023年から応募をはじめ、一年後の2024年に初めて採用をいただきました。
当時の私はまだイラストレーターとしても駆け出しで、とにかく自分のセンスに自信がありませんでした。
ですが、毎月描いているうちに、自分の絵における得意不得意などと向き合うことができ、どの応募からも学びを得ることができました。
なかなか採用を得ることができず、諦めようかなと思っていた時に「Tシャツ」編において採用の連絡をいただいた時は、喜びよりも安心感を感じたのを覚えています。
受賞歴
※「秋寄」名義で応募しています
2024年:採用
◆テーマ「Tシャツ」

「一緒に作ろう!第42回プロジェクトセカイ衣装デザインキャンペーン2024Tシャツ編」
2023年:佳作
◆テーマ「秋服」

「一緒に作ろう!第32回プロジェクトセカイ衣装デザインキャンペーン2023秋服編」採用作品発表!
コンテストの応募方法と提出の流れ
ここで衣装デザインキャンペーンへの応募に興味がある方に向けて、応募方法を紹介していきます。
応募に必要なもの
応募用のX(旧Twitter)のアカウント
コンテストに応募するためのX(旧Twitter)のアカウントです。
既に作成済みのアカウントでも新しく作成したアカウントでも応募できます。
応募用のアカウントを作成している人や、イラスト投稿用のアカウントなどから応募している人もいます。

鍵垢からは応募ができないので注意です!
また「プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク」公式Xをフォローし、DMで連絡が可能な状態にしておくのが条件の一つとなっています。
衣装デザイン(条件あり)
応募する衣装デザインを画像で用意します。
ただ衣装を描くだけでは応募ができないため、下記にチェックする項目をまとめました。
- 必ず自分のXのID(@から始まるユーザー名)を記載する
- イラスト形式は自由に決めてOK
- 三面図を描く(正面、側面、背面)
- 「男性用」もしくは「女性用」のどちらの衣装か記載する

おるおりはよくユーザー名などを書き忘れます…
応募の流れ
プロセカ衣装デザインキャンペーンの応募の流れは下記の通りです。
- プロセカ公式X(旧Twitter)や、HPから今月のテーマを確認する
- 募集要項をよく読む
- 衣装(三面図)を作成する
- Xに応募用のハッシュタグをつけて投稿する
です。
基本的にテーマは毎月1日の17時ごろにプロセカ公式Xで発表されます。
ハッシュタグは、「#プロセカ衣装デザイン」「#○○(テーマ名)」であることがほとんどです。
通例の応募条件が変更になる可能性もあるため、募集要項をよく読んでから応募するのをおすすめします。
デザインのコツ

私が衣装をデザインするうえで意識していたポイントの紹介です。
配色:色数を3色に絞る
衣装をデザインするうえで一番意識しているのが配色です。
衣装デザインに限らず、WEBデザインやポスターなどのデザインでも色数は3色までに絞った方がまとまりがいいといわれています。
ポイントはこんな感じです。

2025年に採用された衣装は、3色のみ(線画以外)で着色しました。
上の画像は実際に採用された衣装の三面図です。
- メインカラー:濃青
- サブカラー:アイボリー
- アクセントカラー:イエロー
といった感じで、配色のバランスに特にこだわりました。
また、色は適当に選ぶのではなく相性なども重要視しています。
近々配色についての記事も描こうと思っているので、よかったらチェックしてみてください!
資料を集める
私はテーマを見てすぐにアイデアが湧くタイプではありません。
過去にデザインの仕事をしていたわけでもないし、イラストレーターとして活動していていうのもあれですが、クリエイティブな発想をするのが得意なわけではまったくないです。
そのため私は衣装デザインをするときは必ず資料集めをします。
ひたすら服の画像を眺め、「あ、この袖のデザインかわいいな」「このアクセント素敵!」など、自分がときめくものをまずインプットして、そこで得た引き出しからオリジナルの衣装を作っていきます。
資料集めに特におすすめなのは「Pinterest」というアプリです。
アプリ内でフォルダ(ボード)を作れて、気にいた画像(ピン)をまとめることができるため、かれこれ7年ほど愛用しています。
三面図を1枚の絵として考える
衣装だけでなく、周辺にも気を配ると、みていて楽しいデザインになると思っています。
スポーティーな衣装の場合は、周りの背景デザインもスポーティーに寄せる。
タイトルロゴも少しデザインしてみる。
衣装に使った色を使って、一枚のポスターを作るつもりで作り上げていく。
これらも三面図を作るうえで大切にしています。
まとめ
現在も私は、2着目の衣装採用を目指して、毎月ではないものの、時間の合うタイミングでコンテストに挑戦中です。
もちろん、採用や佳作に選ばれない月もあります。
でも、不思議なことに、自分なりに衣装を描き上げるのは心地いい達成感があり、それが次のモチベーションになっています。
毎月発表されるテーマをチェックするのも、私の楽しみのひとつです。
この記事が、「衣装デザインに応募してみたいけど不安」という方や、
「興味はあるけどどう始めたらいいか分からない」という方の、小さなきっかけになれたら嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございます!
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